デビットカードおすすめ

デビットカードとクレジットカードはどう違う?

デビットカードは、クレジットカードと同じようにショッピング決済に使えるカードです。

 

クレジットカードとの最大の違いは、デビットカードは即時決済であるということ。
デビットカードは買い物の支払いに使われたらすぐに銀行口座から引き落とされます。引き落としが1、2ヶ月先になるクレジットカードとの大きな違いです。

 

クレジットカード・デビットカード・キャッシュカードの違い

カタカナが並ぶので混同している人もいますが、この3つは使いみちが全く違います。

 

クレジットカードは審査の後に使えるようになるカードで、ショッピングから1、2ヶ月後に口座から引き落とされます。一括払い以外にも、分割やリボ払いも可能。追加で審査を受ければクレジットカードを使って現金を借りることもできます。

 

デビットカードはクレジットカードと同じように使えますが、支払い後すぐに銀行口座から引き落とされるという点で違います。口座に必要残高がない場合は使えません。分割払い・リボ払いはありません。

 

キャシュカードはATMを使って銀行口座からお金を引き出すために使うカードです。別に機能を追加しない限り、基本的に口座からお金を取り出す以外の使いみちはありません。

 

デビットカードを使うメリット

クレジットカードではなく、デビットカードを使うのにはどんな理由があるのでしょうか?

 

●審査がない
基本的に、デビットカードを作るのに審査はありません。
買い物後すぐに口座から引き落とされるため、わざわざ返済能力をチェックしなくても良いのです。

 

クレジットカード場合、商品を購入してから実際にお金を払うまで、1、2ヶ月のラグがあります。口座から引き落としがあるまでは、クレジットカード会社が商品の代金を立て替えているのです。
お金を立て替えてくれるのは、お金を払ってくれるだろうという信頼(=クレジット)があるためです。カードを作る際に十分な信頼があるかどうか審査を行います。

 

一方デビットカードは即時決済。口座にお金がなければ使えず、立て替えたお金を回収できないという心配がありません。そのため、面倒な審査をせずにカードを発行できるようになっています。

 

●学生でも作れる
デビットカードは15歳から作れます。

 

審査がないということは、一般的に「返済能力がない」とされる人でもデビットカードを持てるということ。未成年でも学生でもクレジットカードのように使える決済用カードを手に入れられます。

 

アメリカなどでは、銀行口座の開設時にデビットカードが自動で発行されることが多いです。学生のうちはデビットカードを持ち、社会人になったらクレジットカードを作るというように、段階を踏むのが普通です。

 

学生以外にも、収入が少なくクレジットカードの審査に通らない人や、債務整理や自己破産で信用に傷がある人もデビットカードなら発行できます。
ネットショッピングやオンラインサービスの利用にクレジットカードが欲しいけれど、審査に通らず作れないと言う場合にもオススメです。

 

●クレジットカードと同じように使える
デビットカードにはVISAやJCB、MasterCardのような国際ブランドがついており、クレジットカードと同じようにそれぞれの加盟店で利用できます。
中にはクレジットカードのみに限定している店もありますが、基本的にクレジットカードの使える店ならデビットカードも同じように使えます。

 

●無駄遣いの心配が少ない
デビットカードは口座にお金がなければ使えないため、自分の返済能力以上の買い物をしてしまう心配がありません。クレジットカードのように、来月の収入を当てについつい使いすぎてしまう可能性もなく安心です。
クレジットカードの使いすぎが怖くて作れない、使いすぎて解約してしまった、という人にはデビットカードが良いでしょう。

 

●海外で現地通貨を引き出すのにも使える
海外のATMで使えるデビットカードなら、現地で現金が必要になった時もお金が引き出せます。

 

口座のお金が自動で両替されて引き出せるので、急いでいる時にも便利。たくさんの現金を持ち歩く必要がないのも安心です。旅行だけでなく、出張で頻繁に海外へ行く人にもおすすめです。

 

旅行の時だけでなく、留学時にも便利です。
デビットカードは15歳から持てるので、日本にいる親が口座にお金を振り込み、それを留学に行った子どもが引き出すという使いかたもしやすいです。

 

●ポイントや特典がある
デビットカードを使えば、クレジットカードと同じようにポイントがつきます。
還元率はクレジットカードよりも低いですが、それでもポイントのつかない現金よりもずっとお得です。

 

ポイントではなく、現金でキャッシュバックがあるタイプのデビットカードもあります。
ポイントシステムのない銀行のデビットカードの場合、還元分がそのまま口座に振り込まれます。ポイントは使い道に悩むこともありますが、現金ならその心配もありません。

 

銀行独自の特典が用意されていることもあります。カードを作ることで振込手数料やATMの利用料が数回無料になるなど、クレジットカードでは見られない特典もあります。

 

●現金の使用が減れば手数料の節約にもつながる
デビットカードはクレジットカードと同じように使えるだけでなく。即時決済という現金や電子マネーに近い性質も持っています。
デビットカードを持つことで現金を利用する頻度が減れば、ATMの使用回数も減り、支払う手数料も節約できます。

 

ATMの手数料は108円か216円。一度の金額は大きくありませんが、何度も利用すれば年間に払う手数料もそれなりになります。

 

デビットカードのデメリット

便利なデビットカードですが、やはりクレジットカードと比較すると劣る部分もあります。

 

●口座残高以上の利用はできない
デビットカードの性質上、今口座にあるお金以上の利用はできません。
これはメリットにもなりますが、急な出費が続いた時はデメリットになります。

 

●ポイントが少ない
クレジットカードのポイント還元率は高いものだと1.0%。10万円使えば千円分のポイントですから、クレジットカードがあるならそちらを使った方が得です。

 

デビットカードの還元率が今ひとつなのは、クレジットカードに比べて競争が少ないためです。国内でデビットカードを発行しているのは10行ほど。比較せずに身近な銀行のものを作ってしまうケースも多く、クレジットカードほど顧客の奪い合いは激しくありません。
年会費無料のデビットカードが少ないのも同様の理由が考えられます。クレジットカードには年会費無料のものもたくさんありますが、デビットカードは年会費がかかってしまうものが多いです。

 

ただ、これからキャッシュレス社会が加速し、デビットカードの普及が進んだことで競争が激しくなれば、ポイントや年会費の問題も解決していくでしょう。

 

●選択肢が少ない
先程述べたように、国内で選べるデビットカードの種類はまだまだ少ないです。数え切れないほど種類のあるクレジットカードとは違い、10行程度の銀行しか取り扱っていません。

 

デビットカードはこれから普及が進む?

日本では今ひとつ知名度も普及率もぱっとしないデビットカードですが、アメリカやヨーロッパではクレジットカードと同じぐらいの規模で普及しています。
日本ほど現金社会ではなく、カードによる支払いがより多いため、誰でも持ちやすいデビットカードが重宝されているのです。

 

日本でデビットカードがあまり普及しなかったのは、先にクレジットカードが広まってしまったことに原因があります。クレジットカードを持っているなら、わざわざ別にデビットカードも作るメリットはありません。
クレジットカード普及のために各社が行ったポイント戦略、クレジットカードの普及に一役買いました。そのため、クレジットカードはポイントが貯まるものというイメージが強く、ポイント還元率の低いデビットカードがより敬遠されるようになってしまいました。
年々保有率・利用率は増えていますが、クレジットカードに比べるとまだまだ遠く及びません。

 

しかし近年、デビットカードにも追風が吹いてきました。
2014年頃からVISAデビットなどの広告が増え、知名度も一気に上昇。デビットカードを取り扱う銀行も増えています。マイナス金利やカードローン事業の不調で厳しい銀行にとって、デビットカードはこれからの成長が見込める魅力的な市場です。今後もどんどん各行の参入が増えていくでしょう。

 

キャッシュレス決済の急速な普及もデビットカードの広がりを後押ししています。電子マネーなど支払い方法が多様になったことは競争相手が増えたことにもなりますが、デビットカードにはクレジットカードや電子マネーにはないメリットがあります。現金以外の決済に抵抗のない人が増えたのはむしろプラスでしょう。
若者の中にはクレジットカードに借金というイメージを持ち、クレジットカード払いに抵抗を持つ人も増えています。そうした人でも、即時決済のデビットカードであれば抵抗なく作ることができます。

 

VISAとJCBのどちらが良い?

デビットカードのブランドはVISA・JCB・Jデビットの3つがあります。Jデビットは日本特有のブランドですが、今後の展開や利便性を考えるならVISAかJCBのどちらかにするのをおすすめします。

 

まず、海外での利用も予定しているならVISAがオススメです。VISAはアメリカの企業で、日本国外の加盟店も多く、旅行先・留学先で使うならVISAが便利です。
日本国内で使うならVISAでもJCBでも加盟店の数に違いはほとんどありません。ただ、キャンペーンや特典は日本企業であるJCBの方が多いです。

 

選択肢の幅を考えるのであれば、VISAの方が有利です。日本への参入はVISAが早く、いろいろな銀行でVISAデビットが採用されています。JCBは国内企業ですが後発のため、選べる銀行は少なめです。

 

国内で使う分にあまり差はないので、海外での利用の有無や使いやすい銀行、欲しい特典をなど見比べて、使いやすいと思う方を選びましょう。